適当にブラブラしていると、
「ねぇ、お兄さん?遊ばない?」
「ん?」
後ろから声をかけられて、振り向くといかにも遊んでそうな姉ちゃんが居った。
まぁ、暇やから遊んだるか♪
環も朝あんな事言ってたしな。
そんなに俺も束縛したくないしされたくないから口出しはせーへん。
環もたまにああやって怒るくらいで、そんな毎回怒ってけーへんから。
俺の性格分かってるってのもあるんやろうけど。
「いいよ?」
俺は、俺のしたいことをする。
「私は、湖々亜。」
「ここあ、、、ちゃん?」
「うんっ。お兄さんは?」
「、、、亮。」
普段、遊びの時に使う名前は亮にしてる。
本名は使わへん。絶対に。
「亮。よろしくね。」
「おん、ここちゃんって呼んでいい?」
「うん。」
そう言って、ここちゃんはふわりと微笑んだ。
、、、やっぱええな。女の子って。

