「じゃあ、行ってくるからね。涼哉。」

俺と環は、一緒の家で暮らしてるねん。

訳ありで、、、な。

「行ってらっしゃい。」

そう言って高校へ向かう環を笑顔で送り出した。

「えーと、、、。」

ちなみに、俺はいい歳してるくせに仕事してへん。

それよりも、外でブラブラしてたい。

適当に着替えて、外に出た。

どこに行くとか決めてない。

毎日、気のむくままに散歩している。