そろそろ修学旅行が終わりを知らせる
俺達は、今バスで帰っている。
集合時間は、新大阪駅に3時だ。
俺達の班には、篠原がいるから、時間に遅れることはきっとないだろう。篠原は時間に厳しいからな。
｢はぁー･･･修学旅行も終わりかー｣
森田が空をみやげた。
切なそうな横顔だった。
｢なんでそんな、せつねー顔してんだよ｣
気になった。ただそれだけだ。
｢だってさー楽しかったんだもん。もう二度とこのメンバーじゃあ、これないじゃん。寂しいよ。｣
そうゆうものなんだな。俺ってどっか冷めてるから、あんまり寂しいとかは感じないけど
｢また、このメンバーで来ればいい｣
素直に思ったことだ。
｢あははっ♪そうだねwwたまには、良いこと言うじゃん｣
｢俺は、いつも良いことしかいってねーよww｣

そこから、電車を乗り継いで、家に辿り着いた。学校解散だ。
｢じゃあみんな！また来週♪｣
森田のかけ声で、みんなは親の元に帰って行った。
俺は家に帰っても、一向に落ち着きを取り戻せなかった。
｢･･･なんて言って志音に、プレゼント渡せばいいんだよ･･･。｣
30分は考えただろう。
俺が見つけだした答えは、森田にメールで相談する。