俺達は少しゆっくりして、部屋に帰った

さっきは大変だった。笑いを堪えるのに・・・。
でもあんなに嫉妬心むき出しにしている真田に気づかないなんて、森田も森田だけどな。

「風呂入って来るー」
淳がルンルンで荷物を準備してる。
「俺も行く。海のにおいがするし、砂ついてるから」
さっきから、足についた砂がきもちわりー
「お前ら行くなら俺もいくよ」
雪斗が、言った。
「うわー雪ちゃん。クールなふりして寂しがり屋さんなのねー。」
淳の名演技!もちろん俺も乗っかりますよ
「えー雪ちゃん寂しいの?よちよちこっちおいで。ぎゅーぎゅーしてあげまちゅよ?」
淳がゲラゲラ笑ってる
「おっ・・・お前ら。うっ・・・うぜー・・・」
あーおもしれー
風呂からでたら荷造りだ。明日は最終日だから、荷物を送る。
「なー、雪斗と淳、荷造りの事だけどさー」
振り返ると二人とも寝ていた
時計を見ると10時50分を回っていた。
やっべー。俺は猛ダッシュで部屋を出た。

「はぁ・・・はぁ・・・はぁ。」
森田はすでにじーはん(自動販売機)に着いていた。
「まっ・・・またせてゴメン」
「あはは!気にすんなって〜!」
森田はいつも通り軽いノリだ。
俺は財布から100円出して、苺牛乳を買った
「ほら。プレゼントー」
苺牛乳を手渡した。
「イェーイ♪ありがとうー!んー甘いー☆」
森田はすぐに飲み始めた。
「なぁ!森田!明日楽しみだな!!!」
森田は頭に?を浮かべていた。
明日が楽しみだ