「お前もしかして、森田の事好きなのか?」
俺が聞くと雪斗が・・・
「すっ好きじゃねーよ!俺好きな奴いるー・・・」
そこまで言いかけてやべって顔した
「隣の家の奴。そいつ、すげー格好いいんだ。可愛いし。俺そいつと居ると、安心するんだ」
それって、尊敬してるだけなんじゃ・・・、
「雪斗。そいつといて、胸ドキドキしたり、そいつと他の男がいて、悲しいと思うか?」

「胸ドキドキはしねーけど他の男といたら悲しいかな?なんか、そいつ俺の兄ちゃんが好きなんだけど、兄ちゃんには、対等に向きあってるってゆーか俺をガキ扱いしてるってゆーか」
なんかあれだな。それって子供が親に持つヤキモチみたいな感情じゃねーのか?
その気持ちを、恋って勘違いしてるのか?雪斗。
多分雪斗が気になってるのは、森田だと思うんだけどな。
まー楽しいから教えてあげないけどーー
俺小悪魔だから!

「なぁなぁ!海行かねー?ちょうど夕日に当たって綺麗!」
淳が提案した。
海か、行きたい。
「あっ、あれって森田と篠原じゃね?」
雪斗が指差した。海を見つめている森田と篠原だった
「あっ!真田、後藤、浅田!あんたたちも海来たの?」
森田がお団子してる・・・かっかっ可愛いーーー

「あぁ。森田達はなにしにきたんだ?」
雪斗が森田に・・・近づく。
淳と篠原は、ご想像の通りラブラブー!
「森田お団子似合うな!」
俺が森田のお団子をポンポンした
森田はニコってして
「まぢで!まー私何でも似合うからねー」
あははは。
俺は鋭い視線に気がついた。
真田を見ると、見るからにヤキモチをやいていた。ぷくーって響きが似合うだろう。ほっぺを膨らましている。
やっやっべー笑えるー