引っ越してから2日目。
今はUSJのお土産屋にいる。
俺は昨日この学校に引っ越してきた。修学旅行当日と言う事もあって、先生からは、すげー面倒くさがられた。
なのに、森田は俺を選んでくれた。
《はいっ!!!後藤は私達の班に来てもらいます》って森田が言ってくれたっけ?
そんときの俺、めっちゃぐれてて
「哀れんでんじゃねーよ。別に独りだって全然平気なんだよ!勝手に自己満浸ってんじゃねーよ」
って森田に言った。今考えたら元からああいう性格だったのかもな。
俺が生意気な口聞いたら森田はだまった。少し申し訳ないなって思ったけど
「こら後藤・・・」
急に口を開いた。
「あっ?なんだよ!」
俺は眉間にシワを寄せている。
すると、俺の頭をパシッと森田が叩いた。
「別に自己満浸ってないし!独りじゃ寂しい癖になんでひねくれたこと言ったりすんの!私はあんたの事哀れんでもない!!!一緒にまわりたいから!手をあげたの!文句ある?無いでしょ!ほら!真田に補助席出してもらいな!男なのにうじうじしないの!いい!」
ビックリした。ほんっとにビックリした。女から怒られたのも初めてだし、こんなに嬉しい言葉を貰えた事にもビックリした。
「はっはい」
思わず、敬語で返事したっけ?
でも、雪斗も淳も森田も篠原もすげーいい奴やった。
今目の前にいる森田は涙目になってる。
どうにか森田に笑ってほしくて
「なぁ森田。なんか欲しいもんあるか?」
って聞いたら
「苺牛乳・・・かなっ?」
ってニコってしてくれた。心が大きく脈打つのが分かった。
「苺牛乳かぁ。了解!今日11時に昨日の自動販売機集合な?どうせ眠れねーだろっ?」
って言った
「しょーがないなー。了解!苺牛乳の為に」
森田は・・・笑っていた。
今はUSJのお土産屋にいる。
俺は昨日この学校に引っ越してきた。修学旅行当日と言う事もあって、先生からは、すげー面倒くさがられた。
なのに、森田は俺を選んでくれた。
《はいっ!!!後藤は私達の班に来てもらいます》って森田が言ってくれたっけ?
そんときの俺、めっちゃぐれてて
「哀れんでんじゃねーよ。別に独りだって全然平気なんだよ!勝手に自己満浸ってんじゃねーよ」
って森田に言った。今考えたら元からああいう性格だったのかもな。
俺が生意気な口聞いたら森田はだまった。少し申し訳ないなって思ったけど
「こら後藤・・・」
急に口を開いた。
「あっ?なんだよ!」
俺は眉間にシワを寄せている。
すると、俺の頭をパシッと森田が叩いた。
「別に自己満浸ってないし!独りじゃ寂しい癖になんでひねくれたこと言ったりすんの!私はあんたの事哀れんでもない!!!一緒にまわりたいから!手をあげたの!文句ある?無いでしょ!ほら!真田に補助席出してもらいな!男なのにうじうじしないの!いい!」
ビックリした。ほんっとにビックリした。女から怒られたのも初めてだし、こんなに嬉しい言葉を貰えた事にもビックリした。
「はっはい」
思わず、敬語で返事したっけ?
でも、雪斗も淳も森田も篠原もすげーいい奴やった。
今目の前にいる森田は涙目になってる。
どうにか森田に笑ってほしくて
「なぁ森田。なんか欲しいもんあるか?」
って聞いたら
「苺牛乳・・・かなっ?」
ってニコってしてくれた。心が大きく脈打つのが分かった。
「苺牛乳かぁ。了解!今日11時に昨日の自動販売機集合な?どうせ眠れねーだろっ?」
って言った
「しょーがないなー。了解!苺牛乳の為に」
森田は・・・笑っていた。
