「真田なんかごめんねー」
流石に今のは申し訳ないから謝っとこ・・・。
「お前にも彼氏いたんだなー。良かったなー。人生で一度でも付き合えて」
真田が、教科書を見ながら呟いた
「んっ?真田君。それはどーゆー事なのかなー?」
すると真田が(はっ?なにいってんの?)みたいな目で私を見つめた。
「いやーお前みたいなブスでも、男とつき合えるんだなーっで(((ごちん
真田の頭を一発殴った。
一発に、私がもてる限りの威力を込めて
「・・・ってー。お前本気で殴るなし。痛いわ!!!」
「私の苛立ちはこんなもんじゃないわー!アホッ」
「はいはい。そりゃすみませんでしたねー!!!」
真田の言葉には全く感情が込められていなかった。真田もう一発殴ってやろーか!!!
こいつは、多分人を苛つかせるツボを知ってるんだろうなって本気で思った。
「いいよ」
えっ?
「別に迷惑かけたとかきにしなくていいよ。困ったときは頼っていい」
真田がふって微笑んだ
風が真田の髪をゆらす。
真田と目が合った
「あ・・・あああああありがと」
ヤバい。
真田かっこよすぎる。
真田。
私気づいたよ。
私・・・真田が・・・好き
