〜次の日〜
「優ーおはよ!だいぶん気持ち落ち着いた?」
「藍子〜おはよ〜!うん♪ありがとー!大丈夫だよんww」
〜〜ガラガラ〜〜
「げっ・・・真田居るし」
はぁーなんか、嫌いな人に風邪引かせる魔法とかないのかなー。
私夢見過ぎかぁ〜。
とりあえず普通に席に座ろう!!!
「あっ」
んっ?真田から話しかけてきた!
「何?」
私は明らかに怒り口調で答えた。
「昨日はごめん・・・。」
えぇぇぅぇぇ!!!真田から謝ってきた!!!
何事だよっ!
「あーいやー。まぁー別に良いって事よー」
上機嫌になった私はガハハハハと笑った。
なんだ真田って普通にいい奴じゃん
「俺、思った事ってすぐ口に出しちゃうタイプなんだ」
と言って真田が私を見てニヒッって笑った。
前言撤回!
真田ってやっぱり最低なやつ!!!
「えっ?何それって私がブスって事ー?」
明らかに顔がひきつっていたと思われる。
「そっかぁー正直に言ってくれてありがとー!正直私も真田のナルシストオーラうぜーって思ってたんだー!あー言えてスッキリしたぁ!ありがとー!あんたのお陰だよ!私たちの間に隠し事なんていらないねー」
いつにない満面の笑みで真田を睨みつけた。
「はぁー?俺のナルシストオーラがうぜーだとー??お前あれか?自分がブスだからイケメンの俺に嫉妬してんの?あぁーなるほどなーごめんなーイケメンで!お前だって、可愛いって言ってくれる奴いるよーた・ぶ・ん」
真田が机をバンって叩いて立ち上がった。
ーかチンー
「そこよー!そーゆー所よ!自分の事イケメンとか言ってる時点でナルシストなのよ!あのねー!あんた女子全員が全員あんたのこと格好いいって思ってるとでも思ってんの?勘違いナルシストもいい加減にしなさいよ!少なくとも一般的に格好いいって言われてるだけで少数見ればあんたなんて興味ないって奴の方が多いんだから!」
