う、ウサギが…


「わぉ~!!ちょっと、あんまり大勢できたら、倒れちゃうっ…ってあぁっっ!!」


危ないっ!!!!


ガシッ


「あ、ありがとうございます…っては、春誠くん!?」

「よぉ…それよか、ウサギ、それなに??群れ??」

「えっ!!?兔ちゃん達ですっ!!……あっ!!もしかして、私とこの子達がいるとウサギの群れって意味ですか!!!??」


「…ははっ。まぁな。“ウサギ”だし」

「む~っ!!バカにしないでください!!!」

「ごめんごめん。可愛かったからさ」


ポンっとウサギの頭に手を置くと
ウサギは俯いた。

あ……これは、照れてるな…


「もぉ…//怒れないじゃないですかぁ…//」


「Kissしたい」


「へっ…!!??…んっ」


ウサギが勢いよく顔を上げた瞬間に
唇に触れるだけのKissを落とす。


「可愛い~」

「もぉぉぉ~!!!!///」


最近はこんな感じの展開がけっこうあったりする。


そんな日常が凄く楽しいのも事実だ。