絶対好きになんてならない!!!!



「……まぁ、そう言われればそうか。うん……ごめん、鳴海ちょっといいすぎた」




「え、あぁ……こっちこそひどいこと言ってごめん」



あれ?終わった……の?


一気に方がついたこのケンカ。



改めてカグのほんわかパワーは最強だと思った





放課後、ケータイで屋上に谷上を呼び出した。





あたしが着いた頃にはもうアイツはすでに来てた






「どうした?いきなり呼び出して」



何であんたはニコニコしていられるんだよ!?



「どうした?じゃないわよッあんたのせいで思わず本音出ちゃったじゃない」




「えー、あれ本音だったの?さすがにあそこまで嫌われるとこの俺でも傷つくんだけどなぁ」





「あの時はカグが何とか場を和ませてくれたから良かったけど……毎度そうなるわけじゃないんだから」





あの時、カグがいなかったらきっといつまでも言い争っていたと思う




あたしも頭に、血が上っちゃってたし、抑えるつもりもなかったから