そんなあたしを見て気遣ってか






「なんでもな~い♪」




といつも通りのハイテンションに戻った





「ありがと………愛」





気づかないふりをしてくれて



何も知らないふりをしてくれて



あたしは……アンタが大好きだよ




じゃあね~と言って部屋を出て行った愛に小さくそう呟いた