手紙 ~あなたからのラブレター~

『おーい!!なーにボヤっとしてんだぁ。練習に集中しろー!』と、遠くの方で叫ぶ桜川の声が聞こえた


練習中はサークルと言えども結構厳しい方だった


言われたのは遥ではなく2年の先輩だったが、少しダラけて練習していた遥と由香里は気合いを入れ直し、サーブの練習を続けた


1年の中ではテニス初心者もいれば経験者もいてレベルがバラバラだった


経験者たちは既に先輩と試合形式での練習をしていた
佐伯と倉田は初心者だが上達が早かったので試合形式の練習に加わっていた

そんな中、遥と由香里と他数名はひたすらサーブの練習をしていた

なかなか自分が打ちたい所に打てず、苦労していた

時には力が入りすぎ、ボールは練習場のフェンスを越えて行ってしまう

その度に取りにいくのがめんどくさくて仕方なかった