拓也は私を壁に押し付けた。


 「ひっさしぶりだな~。栞。」


 「やだやだ!触んないでょ!!!」


 私が抵抗しても拓也は
 丸っきり無視をする。


 「栞が欲しい...」



 顔もイケメンで学校では女子に
 人気らしいけど


 私の前ではいつもこう。



 私を欲しがるドS坊っちゃん。