干物女の恋愛事情













すると淘汰はハッとしたように目をパチパチさせる


そしてあたしと目が合うと顔を背ける




な……なんなの…


こんな淘汰はあまりみたことがなくて困惑してしまう



あたしがオロオロとしていると

淘汰が気まずそうにあたしを見た




「…先輩…なんなんですか、その格好は」



へ……?

格好?



責めるように言われて慌てて自分の格好をチェックするけど

特に変わったところは………



ない。




「…えっと…その格好って?」


「わからないんですか?」


「うん…まぁ」



するとはぁと深いため息をつかれた



ちょっ…

ちょっと淘汰くん!?



「なんで溜息つくのよ!!」



なんか負けたような気がしてクシャクシャと淘汰の髪をかき乱す


だけどどれさえ淘汰は無言で平然としていて


負けたって…思った




「とにかく入ってください」


「ちょっ……」



グイっと淘汰に腕を掴まれる