『奏恵…明日の朝一緒に行かないか?』

『一緒にいきたいなぁ…』
『ホントか?じゃあ、奏恵ん家に7時45分にくるから…』

『あっ…家は、嫌かなぁ…。』

奏恵は、自分に彼氏がいることを家族に知られたくなかった。

『じゃあどこで待ち合わせする??』

『さっきの曲がり角がいい!』

『わかった。』


2人は、奏恵の家についた。太陽は、沈んであたりは、暗くなっていた。

『じゃあ、曲がり角に7時45分で…』

2人は手をふる。菊地は、家に向かう。奏恵は、家の中にはいった。
ただいまもいわずに…
今日もいろんなことがおこった。自分の彼氏の菊地。菊地の知り合い?と名乗る黒羽という男。謎だ。謎にみちている。ごく普通だった生活も高校に入ってから変わった。学校が始まって少ししかたってない。こんな期間で今までに体験したことのないことがおこった。これから先なにがおこるのだろう。予想もつかない…

『ふぅ…。夢だったらいいのに…ね。』

黒羽と出会ったことは、夢であってほしい。
菊地と出会ったことは、夢でないでほしい…
でも、菊地と出会ったら黒羽と出会う。菊地と出会わなかったら黒羽てあわなくてすんだ。どっちもどっちだ。
奏恵は、何も書いていたないノートを机からとりだした。奏恵は、今日からの出来事を毎日、日記に書くことにした。

『4月21日…今日から日記を開始!三日坊主では、おわ……。』

奏恵は、声を出してかいた。

ピピピッピピピッ

携帯がなった。

〈今日は、ちゃんと家の中まで入れた?〉

菊地からだった。
奏恵は、すぐ返信した。

〈家の中、入れたよ(´∀`)だって、爽太がちゃんと家まで送ってくれたもん(笑)〉

と…。
1分後に菊地から返信がきた。
〈よかった。じゃあ、明日な!おやすみ。〉

〈おやすみ。〉

メールは、終わった。
奏恵は、1回に降りて夕飯を食べ、お風呂に入り、2回の自分の部屋に行った。
奏恵は、日記帳を開いてよんだ。何度もよんだ。何度もよんで考えた。これまでのこと…。これからのこと…。考えていたらいつのまにか眠っていた。