美少女ヤンキーVSイケメンヤンキー

とりあえず生徒会室に
行ってみるか。


私は
生徒会メンバーを引き連れ
宝華学園の生徒会室に
向かった。


案外生徒会室は
すぐに見つかった。



目印となったのは
素晴らしいほどの
豪華な扉だった。



あちこちに
宝石が取り付けられている。



「このドアさ、高く売れるんじゃね?」


「そうですね。売ってから我々聖衣学園の生徒会費にしちゃいましょうか。」


七威斗先輩と颯人先輩は
しゃがみながら2人で
変なことを話し合っている。



「先輩たち・・・遊びに来たわけじゃないんですよ。」


「知ってるよ。」


「分かってますって。」



私が注意すると
先輩たちはゆっくりと立ち上がり
私の後ろに移動した。


「では、ノックしてもいいですか?」


「いいよ。」


誉先輩が返事をした後に
私は生徒会室の扉をたたいた。


コンコン



「はい。」


扉をたたくと
中で誰かが返事をした。


「私たち聖衣学園の生徒会ですが。お話があって来ました。入らせていただいてもよろしいでしょうか?」


「・・・どうぞ」


ギィィィィ。


入室許可が出たと同時に
生徒会室のでかい扉が開いた。