川野くん、女の私より綺麗な顔してるよね......。



いいなー......。

私に顔のパーツ分けてほしいっ!




......でも、川野くんが美形じゃなくなっちゃう。



やっぱり川野くんはかっこよくないとダメだよね。




─────キーンコーン......



バカな事を考えていると、授業開始のチャイムが鳴った。




あ...、どうしよう。



授業始まっちゃう。




川野くん、せっかく寝てるのに......。





...1時間くらいサボってもいいよね。




うん、川野くんのためだ!



......あれ、勉強サボるって事は成績落ちるって事だから、川野くんのためじゃないのか......。




ま、まぁ、そんな事はどうでもいい!




今はこの時間が大事だよね~...。




ふふっ......、何か楽しいな。