長島の首を、強く吸ってみた。





「ちょっ、や...、にゃぁ......」





やっぱ、首も弱かったな。





ていうか、最後の『にゃぁ』って...、猫みてぇ。





ちょっと...、可愛かったかも。





もう1回聞きてぇな。





そう思った俺は、長島の首に顔を埋めた。






「こらーっ、そこ!学校で何してんの!」





その時、ものすごい大声が響きわたった。





何だよ。邪魔すんな。






「り、り、りりり梨花ちゃんっ!?」





長島が、顔を真っ赤にして叫んだ。




りりかちゃん?




『り』が多すぎて、何て言ったか分かんなかった。