薄れゆく意識の中で、俺は思った。 ――姐様 俺は貴女に仕えることが出来て幸せでした。 そして俺は、迫ってくるその暗闇にそっと身を任せ、願う。 もし俺の願いが叶うなら。 俺は生まれ変わっても貴女に仕えたい。 ≪おしまい≫