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-----ポタンッ


血と汗が混じった液体が、地面に叩きつけられていく。


ここはさっきより、血の匂いが濃くなった。


今、誰が誰と、どこで何をしていて、どんな状況なのかは、全くわからない。


目の前の敵を殺すことして考えていないから。


とりあえず目の前の敵を倒さないと話にならない。


俺は強く地面を蹴った。