***** -----ポタンッ 血と汗が混じった液体が、地面に叩きつけられていく。 ここはさっきより、血の匂いが濃くなった。 今、誰が誰と、どこで何をしていて、どんな状況なのかは、全くわからない。 目の前の敵を殺すことして考えていないから。 とりあえず目の前の敵を倒さないと話にならない。 俺は強く地面を蹴った。