True Azure



【遊愛side】



「蒼空!!」

「豹♪」

「遊愛!どうだった!?」

「楓花!合格したよな…?」



「「合格―――!!」」



一番に2人に伝えたかったんだ!
蒼空は大好きな彼氏だし、豹は幼なじみで何年も一緒にいるからね!



いっつも遅くまで練習に付き合ってくれたし!
大好きだよ!蒼空!豹!



「打ち上げしよーぜ!」

「遊愛大丈夫?くるしくない?」

「うん!大丈夫っゴホッ…ゴホッ」

「「「遊愛!!」」」

「落ち着いて?深呼吸したら大丈夫だから」

「蒼空君!大丈夫なのよね!?」

「大丈夫だよな…?」



最近はこんな咳出てなかったのに…っ!
みんなに心配かけてるっ



あたしは、アイドルになれたけど…健康な体じゃない!
楓花にも、迷惑かけるかもしれない!



やっぱり…あたしは…

―――ギュっ

「遊愛!!僕たちが心配するのは当たり前のことだよ!それに、迷惑だってかけていいんだ!遊愛が思ってる迷惑はっ僕たちにとって迷惑なんかじゃないからっ」

「そうよ!もっと頼ってくれてもいいのっ」

「幼なじみにまで遠慮すんのか!?なんでも言っていんだよ!」

「みっ…んな…ゴホッ」



みんな…優しいね。
あたしは幸せだよ…!



蒼空に抱きしめてもらって数分で咳はとまった。
打ち上げは明日することになって、あたしは蒼空に送ってもらって家に帰った。