True Azure





―――翌日


「遊愛!!もう大丈夫なの!?」

「うん!いっぱい寝たしね!」

「お前、昔から泳げないんだから浮き輪かりろよな!!」

「だって~泳げないとか恥ずかしくて言えないんだもん。」

「結局バレてんじゃねーか!」

「うっ…それは~仕方ないさ…。」

「遊愛。大丈夫ならもういいわ。それより、さっきから蒼空君が拗ねてるわよ?」

「えぇ!?なんで…?」

「遊愛が泳げないこと、僕には言えないの?それに、豹と話してる遊愛…楽しそう…。」



蒼空たん、それは…ヤキモチ、だよね?
ちょー嬉しい!!



「蒼空たんのヤキモチちょー可愛い!!」

「蒼空たんって何…」

「大丈夫だよ!あたしは蒼空たん一筋だからっ♪世界一好きぃ~」

「「えっ…?」」

「えっ?何?」

「遊愛…勢いで蒼空君に告白してたわよ…。」

「………。」



マ、ジ…?



あたし、やっちゃった!?
拒否られたら立ち直れない!!