「ちょっと待っててね。」



そう言ってどっかに行ってしまった蒼空。



とりあえず3人でソファに座って待ってたら、
接近してくる白衣を着た王子様が!



「じゃあ遊愛行こっか?」

「かかかかっこいい!!」

「そんなこと言ったら襲っちゃうよ?」

「えぇ!?ダメ!」

「蒼空君、殴られたい?」

「…冗談だよ。」

「遊愛が嫌がることしたら蒼空君…ボッコボコにするわよ。」

「わ、わかってるよ~」

「そ、蒼空!早く診察室行こっ?」

「うん!そうだねっ…」



あたしたちは、楓花から逃げるようにして診察室に入った。
もちろん鍵をかけて…。



楓花ならやりかねないもん!
めっちゃ強いしね!