「…っごめん…ごめんなっ…愛」


俺がそう言うと
ぴくっと肩を震わせた


「…俺はお前を離してやれない…っ」


ごめん、
ごめんね


ほんとうに、ごめんね


でもね、
ほんとうに好きなんだよ


君を抱き締めただけで
泣けてくるくらい幸せなんだよ