いつのまにか放課後になってた。


放課後優君と教室で2人、盛り上がり少し懐かった。


もともと、優君とは同じ小学校出身で仲が良かったんだ。


みんなは「ゆうや」って呼び捨てにしてたけど、あたしは恥ずかしかったから「優君」ってその頃から呼んでたの!


 優君のフルネームは、久城優哉。


久しぶりに見た優君は身長が高くて、かっこよくてモデルみたいだった。前はあたしより身長ちっちゃくて、顔はもともと良かったけど今ほどはかっこいいとか思わなかった。


 だから、身長ちっちゃい人探してたのに3年でこんなにも変わっちゃうんだってぼ~っと見てたら。


「何?俺がかっこよくて見とれちゃった?」


って鼻で笑いながら言うもんで、イラッときて


「ち、ちがうし!前と違って別人みたいにかっこいいなって思っただけだもん。」


慌てて言い返すと挑発しながら


「聞こえなかったから、もう一回言って?」


って言われて


「だからっ。別人みたいにかっ…。」


 自分で墓穴を掘っていたことに気づき真っ赤にさせてうつむく。


そんなあたしに優君は、