貴方の頬に触れたなら



朱色の唇が言の葉を紡ぐ。

歌うように流れ

踊るように軽やかに

嗚呼


貴方のその悪戯な唇

感情をのせるその声を

この唇でふさいで

閉じ込められたら良いのに。