「はぁ~、眠~い」 目を擦りながら大学へ向かう。 午前の講義入れなきゃよかった… そう今更ながら後悔する。 私は、丘咲奏(おかざきそう) 普通の大学に通う、普通の大学生。 だと自分では思ってる。 私は小さい頃から負けん気が強く 男の子に殴りかかったりもしていた。 それが小学生になっても 中学生になっても はたまた高校生になっても やめることはなく 男子からも恐れられる存在になった。 ただそれだけ 見た目は普通の女子大生。 でもそんな普通な毎日に 史上初の出会いが訪れた。