「おーい、そこ・・・っく
イチャイチャあああ・・・っあ
するなよぉぉ・・・っくっ」
いつもこうやって注意される
けど通信表はオール5
まー
あたし最強だから
「先生ー
言えてないよ」
「純っ・・・
またお前は横向きやがって・・・」
「すいませーん」
ペロッと舌を出す
これもいつもの事
「っく・・・ひっく・・・」
「先生?」
どうした先生
いつもと違うよ
「もうお前の事こうやって叱る日が来ないと思うと
寂しいな・・・」
「ふふっ
あたしが恋しいなら
先生に会いに来てあげましょうか?」
周りから
「先生ー。
もう純は卒業したんで
生徒と先生じゃないですよー?」
えっ
どういう事!?
「どういう事!?」
「「しょうゆう事!」」
クラスのみんなが声を合わせる
これもいつもの事
だれかが
『どういう事!?』
って言うと決まって口を合わせて
『しょうゆう事』
っていう
それを聞いた瞬間
また先生が泣き出した

