「龍、俺が恭夜だ、んでこっちが双子の妹杏華。」

どうやら金髪ピアスの名前は龍さんと言うらしい。

「ふ、ふたご?いもうと?きょーか?」

龍さんは混乱していた。

とりあえず、早くこの場から逃げたい…。

と言うわけで

「そう言うことなので、さよーならっ!!」

「ちょっ!!杏華!?」

私は振り向かずに全力で走った。