ふたつの唇





「百合ちゃんだよね」


あたしは寝そべったまま、その声の主をみる。

あたしの回りには五人位の見慣れない男の先輩がいた。


そういうことね。


「噂の圷百合ちゃん。本当に可愛いんだね」

「返事してくんないの?」