家に着くと、ベッドに倒れこんだ。やっぱりここじゃないと眠れない。


薄くしてあった化粧を落としてスウェットになる。

あたしは重い体を奮い立たせてシャワーを浴びた。

よくわからない男の匂いほど不愉快なものはないと思いながら強く体をこする。

眠気に耐えられなくなった体をベッドに預けながら、携帯を開く。



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学校終わったら、行く。

お休み。

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あたしはそっと、目を閉じた。