ただ違うのは、あたしは龍之介とするときがいちばん体が熱くなる。 痛いのには変わりはないけれど、あたしは自分の体が自分の体でなくなるような感覚になる。 それがなんでなのかは、あたしにはわからない。 ただいつものように、わかったと返事を返す。 「もしもし」