「…俺、俊って言うんだ。よろしくな!!」 あたしがよく理解出来ないまま、黙っていると、 彼は走り去ってしまった。 …顔が赤かったのは、気のせいだと思う。 てか、あの人に惚れたかも…!? いや、あたしそんなに軽い女じゃない。 会ったばかりなのに…。 彼は、チャラい感じではなかったような気がする。