また明日 -君と僕の約束-

-春斗-

「おーい、山本!」

「何すか。」

「まだ来ないのか、佐藤は。」

放課後、優奈の所に行こうとしてたら、長崎に呼ばれた。

「そうなんすよ。今日も今から行くんすけど。聞く耳もたないってカンジ。」

「あいつはなぁ。学校嫌ってるからなぁ。」

「そうすか?」

そうなのかな。

「まぁ、よろしくな。」

「オッケー♪」

ピンポーン

「ゆーうーなぁっ♥」

叫んでみる。

・・・シーン・・・。

あれ、絶対いるよなぁ。くそ、俺のこと無視しやがって。

「優奈ぁ~出て来いよぉ!」

シーン・・・

「優奈ぁ~!お~い、優奈~?」

ガチャ

うぉっ出て来たじゃん。

「ねぇ、ストーカー扱いされてるよ、ここら辺で。ウワサだよ、佐藤さん所のお嬢さんにつきまとってる男がいる、って。」

「マジか。」

恐るべし井戸端会議。

「マジです。私も恥ずかしいし、やめて。春斗も、やめといた方が自分のためだと思うけど。」

ガチャ

ドアを閉める優奈。靴を脱ぐ音が聞こえる。

「待てよっ!」

・・・あ、これがストーカーみたいなのか・・・。

「また明日な!」