「山本くん、優しいー・・・」
「バカっ、真裕!!
バカッ、山本くんは、優奈の彼氏だし、今はそんな話じゃないでしょ!?
山本くん、ごめんなさい。」
「あ、ぃや・・・。」
「で、続きなんですけど、優奈にもっと自分を好きになってほしくて・・・。
でも、今は逆の方向に行っちゃってるかも・・・。」
「だからですね、山本くん。
優奈がどうしたら、いい方向で自分を好きになれるかな、と思いまして。」
優奈、、お前、ホント幸せだな。
「うーん・・・。俺は、ただ単に、俺は優奈だけが好きなんだ、ってわかってほしくて・・・。
でも、元カノとかいろいろ絡んで、たぶん優奈、いろいろわからなくなってるんだと・・・。」
「ですよね。
・・・あ、塾行かなきゃなんで、また。」
「すみません、急に呼び止めて。」
「あ、全然・・・。
それより、優奈のこと、よろしくな。
アイツ、本当にすっげーいい奴だし、さみしがり屋だし。
ずっと一緒にいてやってな。」
「あ、はぃ。山本くんも。」
「俺は、もう無理だから。」
「え・・・?」
・・っあ。
「あっいや、ごめん。
さっきの忘れて。んじゃ。」
ジュース代を渡して、先にファミレスを出る。
俺が今回したこと、全く後悔してない、と言えば嘘になるけど、
俺がしたこと、間違ってない、ってあの2人に言われて、気付いたよ。
あの2人がいるから、俺がいなくなっても、大丈夫だよな。
