・・・・・
しばらく歩いた。
「着いたー。」
え゛っ!? ここ、山だし!
こんなトコにいるのぉ!?
「春斗、ここドコよっ。」
「見たらわかるだろ。 ホラ。」
春斗が指差した方向を見る。
・・・お墓?
「俺の母親。」
「あ・・・。」
そうか・・・。しきびはお墓参りのお花だもんね・・・。
私、春斗のお母さんに嫉妬してたんだぁ・・・。
多分、私を見て笑ってるね。
春斗は、お花を供えて、お母さんに話しかける。
「母さん、久しぶり。コイツ、優奈。すっげ大切な奴。」
春斗・・・。
「コイツ、ホント母さんみてーだし。校長に頭さげてくれたんだぜ?
俺なんかのために。 コイツがいるからさ、もう心配するな。」
・・・。
「優奈も、なんか言ってやってよ。」
「え、えっと・・・。はじめまして、佐藤優奈、、、ですっ。
春斗を、産んでくれて・・育ててくれて、ありがとうございますっ。
春斗にたくさん助けられました。春斗に出逢えて・・本当によかったです。」
「優奈・・・。」
