また明日 -君と僕の約束-

・・・これが私、佐藤優奈(さとうゆうな)。
世界から存在意味をなくした、天才で不登校の16歳。

ピンポーン

家のチャイムがなる。また先生か。
玄関のカメラを確認する。

ほんのちょっとだけ映っているスニーカーは、先生のものではなさそう。

「はい。」

ドアを開ける。
チャ、チャラい・・・。っていうか、怖い・・・。不良・・・。

「あ、お前学校来いよ。」

「・・・は?」

ってか誰?

「あ、俺、山本春斗(やまもとしゅんと)。なんつーかさ、お前が学校来ねーと困るから。」

「え?」

何を言ってるの?この不良は。

「まぁ、来いよ。んじゃ。
あ、来るまで、毎日、ここ来るからな。じゃ、また明日。」

そう言うと、その不良(・・・春斗って言ってたっけ)は、ハンドルが上がった自転車に乗って、帰ってしまった。


どういう目的か知らないけど、誰に言われようが、学校なんか行かないもん。
ってか、何なの、アイツ。