また明日 -君と僕の約束-

-春斗-

「しゅんくーんっ!」

「麗華(れいか)。」

「しゅんくんっ、久しぶりだねっ」

麗華は、1コ上の・・・元カノ。

「しゅんくん、今日、放課後、どっか行かないっ?麗華、スイーツが食べたいんだぁ♥
しゅんくん、行こぉ♥」

放課後は、優奈と帰るんだ。絶対、それは曲げない。

「悪いけど、もう俺は麗華の彼氏じゃないし、放課後は、大事な奴との約束があるんだ。」

「それってぇ~、佐藤優奈?」

「なんでそれ・・・。」

「そりゃ、有名だもぉん♥ しゅんくんのぉ~、新しい彼女ちゃんでしょ~ぉ?」

麗華、すごい情報網。いや、本当に有名なのか・・・?
まぁ、本当には彼女じゃないんだけど、ね。

「あのねぇ~、麗華ぁ~、あの子きらぁい。」

「はっ?お前に優奈の何がわかるんだよ!!」

「やだぁ、しゅんくん怖~い。だって、しゅんくんにまとわりついてる子は皆嫌いだもぉんッ。」

「お前なぁ。」

「あの子に負けちゃうのヤダ~。ねぇ、しゅんくん、デートしようよぉー!
・・・ってゆーかぁ~、麗華のおさそい断わって、あの子なんか選んだら、あの子、どうなっちゃっても知らないよ~ぉ?」

・・・そういえば、麗華は、2年女子の裏ボスだった・・・。

優奈、せっかく学校が楽しい、って言ってるのに・・・。あの笑顔を消したくない・・・!

「・・・俺が麗華とデートすればいいの?」

「そうよーぉ♥やっとわかってくれたっ?しゅんくんっ」

「デートしたら、絶対、絶対絶対、アイツに、何もしないんだな?」

「まぁねー。今のところは、しゅんくんがデートしてくれるならぁ~いいかなぁ、きゃはっ☆  ってゆーか、そんなこと言われたら、麗華、ヤキモチ焼いちゃーうっっ」

「仕方ないな。わかったよ。すればいいんだろ、デート。」

「やったぁ~!じゃぁ、しゅんくん、今日はラブラブデートだねっ♪」

「あぁ。・・じゃぁ、放課後、麗華のクラス行くから。」

「わーい!しゅんくんが、麗華を向かえに来てくれるのー?♥」

その瞬間、俺は視線に気付く。

優奈・・・っ!