また明日 -君と僕の約束-

「うん・・・。」

「優奈、ごめんね。あのね私、可愛くて、頭がいい優奈がうらやましかった。
その頃、私の家、あれててさ。
でも、学校では、余裕見せなきゃ、って無理してた。
それで、いつも幸せそうにキラキラ笑っている優奈にストレスぶつけてた。
そのうち、優奈が学校来なくなって、それからやっと気付いたの。
何てことをしてしまったんだろうって。
もう会えないと思ってた。会えてよかった。
だから、山本くんに言われたからとかじゃないよ?
自分の心から。優奈・・本当にごめんなさい。ごめんなさい。許されることじゃないって、わかってる。
一生恨んでもいいから。本当にごめんなさい。」

真裕・・・。

「真裕っみんなっ 頭上げてよっっ」

皆が顔を見せる。

「ありがとっ・・・!話してくれて、謝ってくれて、ありがとっ。
真裕、ありがとう。1人で辛い思いさせて、悩ませてごめんね。」

真裕は、泣きながら、首を横に振る。

「ごめんね、ごめんね。」

「真裕・・・。もう謝らないでいいよ。 私たち、本当に仲良しだったんだもん。
すぐ戻れるよっ」

そう。私と真裕は、入学してから、すごく仲良しだった。

「優奈・・・っ」

「少しずつ、心開いていくから、もう1回皆のこと、好きになるから。
だから、だからもう1度、皆の仲間に入れてください・・・っ」

私の目からは、たくさんの涙があふれだした。

「優奈。 おかえり。君の居場所はここだよ。」

真裕の言葉に、皆が優しくほほえみ、うなずいた。

「ただいま・・っ」

自分と、皆の涙にぐちゃぐちゃになりながら、私は笑った。


春斗。

君のおかげで、帰りたかった場所に帰ることができたよ。
君が私を必要としてくれたから、信じてくれたから、
私も信じることができたよ。

人って、変われる。
真裕も、まいかちゃんも、皆も。・・・私も。

ちゃんと、温かい心を持っている。
その心を私に信じさせてくれたのは、私にくれたのは、

間違いなく、君です―――。