また明日 -君と僕の約束-

「話してくれてありがとう。」

「いいえ。あっ優奈。」

「ん?」

春斗は何やらごそごそし始めた。

「はい。お誕生日おめでとう!」

箱を渡される。急いで開ける。

「かわいいっ!」

小さいハートがついたネックレス。

「それ買うの、すっげーハズかった・・。」

「ありがとう。」

プレゼントなんて、貰った事ないから、本当に嬉しい。

それに、女の子だらけのカワイイ雑貨屋さんで、うろうろ、オロオロしている春斗を想像すると、おかしい。
「・・ぷっ。」

「あ、笑った。」

「え?」

「優奈、俺の前で初めて笑った。」

・・・。そう言えば、最近笑えてなかったかな。
春斗のおかげで笑えたよ。

「あ、クレープのごみ捨ててくるね!」

なんとなくはずかしくて、私はその場から離れる。

「ねぇねぇ君~。」

後ろから声がする。

ふり返ると、ピアスに、金髪。スタッズの革ジャンに、サングラスの男、2人組。

「俺らと遊ばないっ?」

「ごめんなさい。」

「え~どうして~?優しくしてあげるよ~?カラオケしようよ~っ」

「・・い、嫌っ 嫌ですっ!」

「いいじゃんいいじゃん~!!君かわいいしぃ~!!俺ら怖くもなんともないよ~?」

いいえ、怖いですッ

「ごッごめんなさい!嫌ですッ」

どれだけ抵抗しても、男2人の力には歯が立たない。無力な私。

怖いよ、怖いよ。
誰か助けて!助けて!!