また明日 -君と僕の約束-

「ふわぁあ、よく寝た~」

昨日は久しぶりにゆっくり眠れた。
今日は気分変えて、オシャレでもしよっかなぁ~。
えーと。丸襟のブラウスに、ん~ボトムはこのスカートがいいかなぁ。
1回着てみよーっと。
パジャマのボタンをはずす。

「よっ!優奈☆」

「きぃやああああああああああああああああ!!!!!!へんたいへんたいへんたい!!!!悪霊退さぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!!!!」

「ちょ。落ち着けよ、俺だよ、俺。」

「オレオレ詐欺っ!?」

「ちがうし。春斗っす~!お着替え中でしたか、はい、すみません、どうぞ~」

「ほんっと、無神経。なぜ窓から来る必要があったわけっ?」

「えー、なんかイケてるじゃん。映画みたいでさっ!窓からこう・・・ピュー!っと来てバー!ってなって!!ぅわー!みたいな☆」

「ごめん、理解不能。さすがの私でも春斗語はレパートリーないみたい。」

「どう?着替え終わった?」

話題を変えたいとばかりに、くるっと振り返る春斗。
えっ、ちょ・・・。

「ぎぃやあああああああああああああああ!!!!!!」

「あ~うっるさ~。何その色気のない悲鳴。早く着替えて。」

「はっ!?なんで春斗に命令されなきゃいけないのっ!?」

「なぁ、お前マジで天才なわけ?」

「どういう意味でしょうか春斗さん。」

「いや、お前見てるとなんつーか・・。」

「どういう意味でしょうか春斗さん。」

「あーはいはいもうい~で~す!なぁ、学校来いよ!」

「またそれ。あ、そうか、それが目的だもんね。私自身なんて必要ないよね。」

そうだよ、そう。春斗は、自分が退学にならなければ、別に誰でも私と同じことをする。

わかってたはずなのに、口に出すと、寂しい・・・。

「着替え終わったし、帰って。」