-葵side-


俺と2人っきりになったのにどこか悲しそうな表情のユリ。


さりげなく聞き出そうとしたがはぐらかされた。


ー葵の言うこと1つだけなら聞いてあげるよ?


昼間からやるつもりは本当になかったのに。


ユリがブラウスのボタンを外し始めた時は驚いた。


いつもならこんな大胆なことしないのに。


「……ああっ………はぁ………」


ブラのホックを探し当て熟れた果実に触れた。


一瞬ビクッとして俺の方を見た。


………怖がらせたか?


肌はもう丸見えで、真っ赤な顔に涙目で上目遣いをしながらこちらを見ていた。


………俺を煽らせるな………


「怖いか?」


「…………くすぐったかっただけだから。………カーテン閉めようよ。」


パッと俺から離れてはだけたままカーテンを閉め始める。


「………ユリ、今の格好分かってるよな?」


「………今気づいた。」


おいおい、無防備すぎるって。


カーテンを閉め終わったらソファーに戻ってきた。


「私………!こんな格好してたの………!?」


真っ赤な顔で俺の隣に座った。


我慢の限界が………俺って我慢強かったはずなのに。


「………俺、続きしたいんだけど?」


「………もうそろそろ時間だから準備したい。」


俺を見上げる形になったユリ。


「………おあづけにするつもりか………。」


「時間だからしょうがないでしょ。ちょっと待ってて。」


ユリは着替えに行ってしまったので俺も渋々着替えに行った。