「お袋はお前に会ってから明るくなった。………お前のおかげだよ。
医者からはお前に会ったから余命が伸びたって………。」
…………。
「ほら、泣くなよ。お袋はお前の泣き顔より笑顔が見たいっていつも言ってたんだぞ。」
「そうだね………。」
気持ちを落ち着けた私を見て、大樹は右手を挙げた。
「そろそろデザートを。」
「はい。かしこまりました。」
楽しい食事もそろそろ終わりに近づいてきた。
「莉依紗………大事な話があるんだけど。」
「何?大事な話って………恵梨香関係の話?」
「んなわけねえだろ………。」
コホンと1つ咳払いをついた。
「莉依紗。俺はお前と………ずっと一緒にいたい………。
俺はお前を幸せにするから…………
俺と結婚してください……………。」
時が止まるように感じた。
「大事な話って言うから別れ話だと思ったよ………。」
目から溢れる涙で上手く話せない………。
「私も………大樹が大好きです。大樹以外の人はあり得ないから………。
一生大事にしてくださいね?」
「…………俺は後悔していないから。お前も………俺を選んだことに後悔するなよ?」
「大樹こそ。私みたいな面倒な女、ちゃんとお世話しなきゃだめよ?」
夢かと思うほど………
私たちを夜景が祝福してくれた。
医者からはお前に会ったから余命が伸びたって………。」
…………。
「ほら、泣くなよ。お袋はお前の泣き顔より笑顔が見たいっていつも言ってたんだぞ。」
「そうだね………。」
気持ちを落ち着けた私を見て、大樹は右手を挙げた。
「そろそろデザートを。」
「はい。かしこまりました。」
楽しい食事もそろそろ終わりに近づいてきた。
「莉依紗………大事な話があるんだけど。」
「何?大事な話って………恵梨香関係の話?」
「んなわけねえだろ………。」
コホンと1つ咳払いをついた。
「莉依紗。俺はお前と………ずっと一緒にいたい………。
俺はお前を幸せにするから…………
俺と結婚してください……………。」
時が止まるように感じた。
「大事な話って言うから別れ話だと思ったよ………。」
目から溢れる涙で上手く話せない………。
「私も………大樹が大好きです。大樹以外の人はあり得ないから………。
一生大事にしてくださいね?」
「…………俺は後悔していないから。お前も………俺を選んだことに後悔するなよ?」
「大樹こそ。私みたいな面倒な女、ちゃんとお世話しなきゃだめよ?」
夢かと思うほど………
私たちを夜景が祝福してくれた。

