空は何度も何度も俺にも
意識のない実穂にも謝ってくれた。
『ぼくが……っ!
ぼくがもうすこしボールをゆるく
けってたら……
みほちゃんは……みほちゃんは…!』
『もういいよ、空。
空のきもちはわかったから。
きっと、みほちゃんも
わかってくれるよ』
意識のない実穂にも謝ってくれた。
『ぼくが……っ!
ぼくがもうすこしボールをゆるく
けってたら……
みほちゃんは……みほちゃんは…!』
『もういいよ、空。
空のきもちはわかったから。
きっと、みほちゃんも
わかってくれるよ』


