【完】藍蝶-1-


僕は、自分の体は無傷なことを気付いた。

そして……詩乃ちゃんが撃たれたことにも。

春「なんで!?腹から血が」

詩乃ちゃん……なんで僕を庇ったの?

瑞希「姉ちゃん、俺がやる(怒)」

瑞希は、総長に怒っていた。

自分の姉ちゃんが撃たれたからね。

だけど……詩乃ちゃんは瑞希の言葉を無視して、総長の元へ歩いた。

いくらなんでも、撃たれたのに無茶だよっ!