【完】藍蝶-1-


僕たちは、勝てないと思い諦めかけていた。

羚「っ!瑞希たち、来るなって言ったろ!?」

えっ?

見てみると詩乃ちゃんたちが、すぐそこにいた。

今、来たら危ないよっ!

詩乃ちゃんには、ケガをしてほしくない。

なんでか分からないけど、詩乃ちゃんを初めて見た瞬間からほっとけないって思ってたんだ。

時々、悲しそうな顔をしてるから。

詩乃「私は、黒龍の仲間じゃないから…別に言うこと聞かなくてもいいでしょ」

詩乃ちゃんから、少しだけ殺気がでていてビックリした。