詩乃「ダメじゃな……ダメッ!」

あぶなっ!

ダメじゃないよって言うところだった。

春「じゃあ、離してあげる代わりに明日、遊園地に行かない?」

遊、園地?

私は、その言葉を聞いた瞬間に目が輝いた。

だって、私は遊園地が大好きなんだもん。

あんまり関わりたくないけど、遊園地に行けるんだから誰でも構わないっ!

詩乃「行くっ!」

春「ほんとぉ?2人で行こうね♪」

このときの私は、遊園地に行ける嬉しさに浮かれていて、これがデートなんて思わなかった。