男嫌いな演技上手

ピンポーン


「・・・はい?」


玄関から出ると・・・


「あ、今日引っ越してきました、神谷りょ・・・って美希奈!?」


「はぁ?勝手に呼び捨てしないでよ」

ッハ。やっちまった・・・勢いにまかせて素でしゃべってしまった!!・・でももう遅い


「え。美希・・・天野・・・さん?だよな?」


「あぁ、そうだけど?神谷くんだっけ。私もここに今日引っ越したの。よろしく。」


もう、こうなったらしょうがない。素でいいや。


「なんかいつもと違うし。びびった」


「こっちが素。友達とかにはいってもいいけど、先生には言わないでね。明菜ちゃんに怒られるから。」


「ふーん。騙してたんだ。まぁ、俺も同じようなもんだけど。ってか前言ってたのは本当なんだろ?」


「そうだけど?」


「ふーん・・・」


神谷くんがニヤッとわらってる。


「あんたも作ってたのね。フフッ同類だわ。あ、あともうちょい離れてもらっていい?前は状況が状況だったからあれだけど、あんま近づかないで。」


「やっぱ、男嫌いなんだ。」


またニヤッってわらったし。


「嫌いよ。だいっきらい!」


「んな全否定しなくても・・・まぁ、その考え、俺が直してやるよ」