和志side
美希奈が演技してることはずっと知ってた。
急に態度が変わるんだ。
正直びっくりしたけど・・・
小さい頃、美希奈のお母さんが言ってたのを聞いたんだ・・・
『あなたっ!まって。美希奈はっ!美希奈はどうなるの?!』
『しるかそんなもん。お前が育てりゃいいだろ!!』
『そんなっ・・・じゃああなたが死んだことにしてもいいのね?』
『あぁ、いいさ』
嘘・・・だろ・・・?
美希奈がどれだけっ、どれだけ悲しむかわからないのか?
美希奈のお父さんはいまもどこかで隠れ住んでる・・・
美希奈の気もしらないで・・・
そして急に・・・
先週電話があったらしい・・・
美希奈のお母さんのところに。
心配で心配で昨日美希奈に話しかけた。
当然いつものように、「誰も信じない」というような冷たい目で見てきた。
でも、なぜかいつもとはちがった。
その瞳は・・・凛々しかった。そして優しかった。
美希奈が演技してることはずっと知ってた。
急に態度が変わるんだ。
正直びっくりしたけど・・・
小さい頃、美希奈のお母さんが言ってたのを聞いたんだ・・・
『あなたっ!まって。美希奈はっ!美希奈はどうなるの?!』
『しるかそんなもん。お前が育てりゃいいだろ!!』
『そんなっ・・・じゃああなたが死んだことにしてもいいのね?』
『あぁ、いいさ』
嘘・・・だろ・・・?
美希奈がどれだけっ、どれだけ悲しむかわからないのか?
美希奈のお父さんはいまもどこかで隠れ住んでる・・・
美希奈の気もしらないで・・・
そして急に・・・
先週電話があったらしい・・・
美希奈のお母さんのところに。
心配で心配で昨日美希奈に話しかけた。
当然いつものように、「誰も信じない」というような冷たい目で見てきた。
でも、なぜかいつもとはちがった。
その瞳は・・・凛々しかった。そして優しかった。