男嫌いな演技上手

「ますます手にいれたくなったなぁ…」


「そんなことよりここどこです?」


私は早く帰りたいです。


さっきはカラオケのへんた…いや、嫌な男にあってうんざりなんです。


帰りたいんですよ。


帰して。私の家に。

「倉庫部屋。俺んちのね。
実は君の弱味を握ったからそれで脅して付き合ってもらおうと思って。
あ、買い物とかじゃないよ。愛の逃避行の方ね。」


「はぁ、で、その弱味は?」


「君が猫を被ってる嘘つきだってことかな。」


「あー。そうですねー。確かにばれたら困りますねぇ…ん?」


いや、困るか?


明菜ちゃんにはちょっと怒られるだろうけど、別に大学に進学するのにはどっちでも…


しかも、最近素が出てた部分あるし。


演技はするかもだけど人付き合いもちょっとめんどくさいし…


うん、よく考えたらばれることの±では+だわ!


「うん!そうよ!ばれても問題どころか面倒ごとが減るわ!その取引乗った。じゃあ、ばらしていいから私のことを家まで送ってね。」


「えぇ…意味無かった感じかな。まぁここで犯すほどの勇気も持ち合わせてないし。作戦の練り直しかー」


なんかおかしなこといってるけど、これで帰れる!!


ドガッ

ガシャッ


ダダダダダダ


ガチャッッ!!


「美希菜!!!!」


「え、神谷?」